2006-09-16

Kris Johnson


Kris Johnson, LHP (クリス・ジョンソン)

私が先日のFutures at Fenwayで観た期待の新人。
90マイル以上のファストボール、カーブ、チェンジアップは平均以上。05年にTJの手術をしてこのシーズンはほとんど出場なしだったが、回復は順調。

☆ 7月のインタビューより
高校卒業したときもドラフトされたか
「Angelsに50巡目に指名された。スカウトたちは5巡ぐらいに呼ばれるんじゃないかっていってたけど、高額なボーナスを要求しているなんて噂がでたようだった。どっからそんな話が出たのか知らないけどね。でもそれは昔のこと、今チャンスを与えられてうれしいよ。」

プロデビューでいきなりシングルを打たれたが次の打者を3連続三振にしている。どんな感じがした?
「気持ちよかったね。自分でアウトを取れるってみせることができた。野手はエラーすることもあるけど、三振ならそんなことないしな。」

野球以外ではどんなことするの
「音楽、ビデオゲーム、プールが好きだ。ピンポンも好きだな。カレッジではボウリングも学んだ。日曜日の夜、聖書の勉強をした後はよくボウリングをしたよ。」

プロフィール
年齢:23
誕生日:1984年10月14日
身長:6-4
体重:170
バット:左
投球:左
ドラフト:2006年ドラ1
カレッジ:Wichita State
メジャー到達予定:2010年


TJの手術をしたということもあり、投球イニングは毎回2~3イニングと決まっていました。

スタッツ
2006 (Lowell)
0 W 2 L, 31.0 IP, 25 H, 7 R, 3 ER, 7 BB, 27 K, GO/AO 1.65 0.87 ERA

2007 (Lancaster)
9 W 7 L, 136.0 IP, 148 H, 91 R, 84 ER, 20 HR, 57 BB, 100 K, GO/AO 1.31, 5.56 ERA

2008 (Portland)
2 W 1 L, 23.2 IP, 28 H, 14 R, 13 ER, 1 HR, 8 BB, 17 K, GO/AO 1.76, 4.94 ERA
4/27 Eastern League Pitcher of the Week

2006-09-15

Felix Doubront


Felix Doubront, LHP (フェリックス・ドウブロント?)

ファンの間での愛称はPrince Felix。シアトルのKing Felixをあやかって付けられました。
ファストボールは90マイル前後。チェンジアップ、カーブ。
彼をスカウトしたのはあのMiguel Cabreraにも目を付け、Marlinsに紹介したというMiguel Garciaという人でしたが、去年ボストンを去ってDetroitへ行ってしまっています。

プロフィール
年齢:18
誕生日:1987年10月23日
身長:6-2
体重:170
バット:左
投球:左
ドラフト:2004年International free agent(よってドラフトではない)。ベネズエラ出身


今年のスタッツ

GCL Red Sox
2 W 3 L, 53.2 IP, 41 H, 17 R, 15 ER, 13 BB, 36 K, GO/AO 1.42, 2.52 ERA

Lowell
2 W 0 L, 11.00 IP, 7 H, 6 R, 6 ER, 3 BB, 7 K, GO/AO 2.13 4.91 ERA


まだ18才という年齢からしてボストンに上がってくるのは数年先ですが、目を付けておきたいピッチャーです。

05年 Red Sox Minor League Latin Pitcher of the Year

2006-09-14

Dustin Pedroia


Dustin Pedroia, 2B/SS (ダスティン・ペドロイア)

9月にAAAからコールアップされたペドロイアは2003年のドラフトでは2巡目、1巡ピックのなかったRed Soxには1番目指名の選手。

☆ アマチュア時代
Arizona State時代Ryan Garko(現CLE)とともにPac-10 Co-Players of the Yearに輝く(ヒット、ダブルの数はリーグ1)。

その他の受賞
2003 Pac-10 Co-Player of the Year
2003 NCAA Defensive Player of the Year
2004 First-Team Baseball America

☆ プロのキャリア
Low-Aからはじめるがわずか50打席いただけでHigh-Aに昇格する。そこでは107打席で.940 OPSをマーク。
05年にDoulbe-AからTriple-Aに昇格するが手首に死球を受けコールアップのチャンスを失う。06年のスプリングトレーニングの初打席で肩を痛めDL入り。シーズン開始後はスロースタートだったがその後調子を取り戻しついにMLBへコールアップされる。


プロフィール

年齢:23
誕生日:1983年8月17日
身長:5-9
体重:180
バット:右
投球:右
ドラフト:2004年 2巡
カレッジ:Arizona State
メジャー到達予定: 2006


2006年マイナーリーグでのスタッツ

Pawtucket
423 AB, 55 R, 50 RBI, 5 HR, 48 BB, 27 K, 1 SB, 4 CS, .305/.384/.426/.810


2007年はレギュラーの2Bとなる予定。

2006-09-12

9/12~ Eastern League Championship Series

イースタンリーグ決勝だぜベイビー♪ということで今日からPortland Sea DogsはCLEのDouble-AチームAkronと戦います。

9/12 Portland (Devern Hansack) @ Akron (Adam Miller) 7:05pm Game 1
9/13 Portland (Tommy Hottovy) @ Akron (Aaron Laffey) 7:05pm Game 2
9/15 Portland (Andrew Dobies) v Akron (Sean Smith) 6:00pm Game 3
9/16 Portland (Frank Brooks) v Akron (Jensen Lewis) 6:00pm Game 4 If Necessary
9/17 Portland (TBA) v Akron (TBA) 1:00pm Game 5 If Necessary

試合前の下馬評ではAkronが勝つだろうというとこ。
まあねえ、あちらのAdam Millerはれっきとしたトッププロスペクトがいたりするし、こちらはホームフィールドアドバンテージもなくて不利なのはわかるが。。。悔いのない戦いをしてほしいです。

注目の選手はJacoby EllsburyGeorge KottarasBrandon Mossがうちらの選手で
Trevor Crowe、Adam MillerがAkronの選手です。

ここにはこのシリーズの結果などを終わるまで付けようかと思います。

[Game 1]

まずは1勝。Adam Miller相手によく打ちました。えらいよ~☆
Hansackの7IP 4H 6Kはとてもりっぱでした。
Ellsbury5の2
Kottaras5の0 1K
Moss4の2



[Game 2]

Akronのピッチャー乱調で8-3としたときは楽勝かと思ったらさすが、ピッチャーよく打たれました。
それでも完全なunderdogでありながら敵地で2勝はとってもえらいです。みんなよく頑張った!
Ellsbury4の0 1BB 1RBI
Kottaras 4の2 1HR 3RBI 1K
Moss 4の1 1BB 1RBI 2K


[Game 3]


今日はAkronの勢いのほうが勝っていました。
明日勝ちましょう。
Ellsbury 5の1 1RBI 3K
Kottaras 3の0 2BB 1K ☆ 俊足のランナーCroweの盗塁を刺してます。
Moss 4の2 1HR 2RBI 1BB 1K
このシリーズ、もし優勝したらMossがMVPになること確実です。
それと本来のクローザー Edgar Martinezはお父様が亡くなったとのことでこのシリーズ中に戻ってくることはありません。彼の分もがんばってほしいです。


[Game 4]

1軍と同じくクローザー不在のため(ご家族に不幸があって国へ帰ってしまった)代わりのクローザーがBS。がっかりです。
でもプロスペクトは活躍。
Ellsbury 5の2 1 R
Kottaras 4の2 1 R, 1 2B, 1 RBI
Moss 4の2 2 R, 2 HR, 3 RBI
明日が決戦となります。かなりやばい。
やっぱり底力はあちらにあるのね(ー_ー)


[Game 5]


Sea Dogs win!!!

圧勝です!おめでとう!
2回3回の猛攻で一気に試合を決めてしまいました。
先発のHansackにはMVPをあげたいようなクラッチパフォーマンス(8.0 IP, 7 H, 3 R, 3 ER, 0 BB, 8 K, 1 HR)。MVPに選ばれています。
Ellsbury 4の2 1R 1RBI 1K
Kottaras 4の1 1RBI 2K
Moss 3の1 1BB 1K 彼にもMVPあげたかった。


これでレッドソックスの組織内でGulf Coast LeagueとこのEastern Leagueの2チームがチャンピオンになりました。ぱちぱちヽ(^◇^* )/
今年のSea DogsはプロスペクトといえばEllsburyくらいしかいなくて見応えないなぁと言われ10連敗なんかもしたのによくがんばりました。
このプレイオフではKottaras加入のインパクトも大きかったです。
いい選手が来てくれてほんとにうれしいです。

私自身、Ellsbury以外ほとんど気にしてなかったもんなあ。
そのくらい期待されていなかったみんな優勝できてどんな気持ちだろう。
うれしいだろうなぁ。おめでとう!



George Kottaras

かわいい

George Kottaras, C (ジョージ・コッタラス)

8月31日にBoomerとのトレードでSDから来たぴかぴかのプロスペクトはうちら手薄のポジションであるキャッチャーでした。ちょうどインタビューもあったのでそれも紹介します。

BoomerのトレードのPTBNLは自分だと噂を聞いたときどう思った?
「David Wellsとトレードなんてかっこいいって思ったね」

レッドソックスという組織についてどんなことを知ってる?
「評判のいいチームだってのは知ってる。あそこはとてもいい組織だし、すごい人がたくさんいるってみんなが言うんだ。その一員になれるなんてハッピーだ。」

Varitekというキャッチャーが君の前に控えているわけだが
「彼から学べるなんてしびれるね。」

ナックルボールを受けたことある?
「2年前にSDのスプリングトレーニングでSteve Sparksのナックルを受けたよ。専用のミットもオーダーした。ナックルを取るときはリラックスしてボールが来るまで待たないといけないんだ。内野手みたいなもんだ。最初はたいへんだったけどしまいには慣れてきちんと取れるようになった。」

☆ Josh BardはなんとかWakeのナックルを取ろうとミットを差し出してはパスボールということが何回かありました。Kottarasくんはナックルに対するコツを得ているようです♪

君はGreek-Canadian(ギリシャ系カナダ人)だけど、ビッグリーガーにはめずらしいね。どうして野球を始めたの?
「15才のとき野球を始めたんだ。キャッチャーをやったら気に入ったんでそのままきてる。Ontario Blue Jaysのサマーリーグでプレイしたのでアメリカにも来て少しみんなに知られたようだ。カレッジではほとんど毎日野球をしていた。こんな感じかな。」

☆ 今年のFutures GameでKottarasが世界選抜チームにいるのを見た私「へぇ、彼も南米の人かぁ。そうは見えないなぁ」と思ってしまいました。カン違いがnomannyさん、じゃないサザエさんなみ(*/∇\* )


プロフィール
年齢:23
誕生日:1983年5月16日
身長:6-0
体重:190
バット:左
投球:右
ドラフト:2002年20巡
カレッジ:Connors State
メジャー到達予定:2008年

で、そのFutures GameではNYYのトッププロスペクトPhil Hughesからホームラン、先日のプレイオフではTyler Clippardからホームランを打ってます。とりあえずNYYのピッチャーから打ったというのはうれしいことです♪

スタッツ
Portland (AAA)
257 AB, 40 R, 33 RBI, 8 HR, 50 BB, 68 K, 0 SB, 1 CS, .276/.394/.451

Mobile (AA)
119 AB, 14 R, 17 RBI, 2 HR, 12 BB, 30 K, 0 SB, 0 CS, .210/.286/.361

[追記 9/14/06]
Double-Aのリーグ決勝シリーズでロード2連勝をした日、milb.comでもKottarasへのインタビューがありました。これはビデオ。

今のところPortlandでプレイしている感想は?
AAAでは無理しすぎちゃったけどここではリラックスしている。それがうまく行ったようだ。みんな一生懸命やるだけだ。

ロードで2連勝したが
ロードでは1勝1敗を念頭に入れていたが連勝できてうれしい。

PortlandではRed Sox Nationが待っているわけだが
ポートランドでは初めて行ったときすでにみんな僕のこと知っていたんだ。へんな気持ちしたよ。

かわいい♪

Michael Bowden


Michael Bowden, RHP (マイケル・ボウデン)
こちら私の大のお気に入りBowdenくんです。プロスペクトウォッチャーで有名なJohn Sickels氏は「なんだかよくわかんないけど彼はいいと思うんだよなぁ。そう思うのは僕だけじゃないみたいで、他のスカウトに聞いても同じこと言うんだ。」というほど不思議な魅力があるようです。

高校時代は80 IPで172Kを取るほどの腕前で05年のドラ1となります。

プロフィール
年齢:21才
誕生日:1986年9月9日
身長:6-3体重:215
バット:右
投球:右
ドラフト:2005年1巡
高校:Waubonsie Valley HS
メジャー到達予定:2008年終盤


今年はGreenvilleから初め先のBuchholzくんと双子のスタッツをずっと続けていました。年齢がBowdenのほうが2才若いということもあってまわりの評価はBowdenのほうが高かったです。しかしBuchholzが一足お先にWilmingtonに昇格後は少し差がついてきました。早く君もBuchholzに追いつこうね。

Lowellでのスタッツ
Greenville
9 W 6 L, 107.2 IP, 91 H, 50 R, 42 ER, 31 BB, 118 K, GO/AO 1.42, 3.51 ERA

Wilmington
0 W 0 L, 9.00 IP, 9 H, 5 R, 5 ER, 1 BB, 3 K, GO/AO 1.00 9.00 ERA

Wimington プレイオフ
5.1 IP, 1 H, 2 R, 1 ER, 3 BB, 5 K, 0 HR, 1.69 ERA


2007年 Lancaster (A+)
2 W 0 L, 46.0 IP, 35 H, 10 R, 7 ER, 1 HR, 8 BB, 46 K, GO/AO 0.89, 1.37 ERA
2007年 Portland (AA)
8 W 6 L, 96.2 IP, 105 H, 51 R, 46 ER, 9 HR, 33 BB, 82 K, GO/AO 0.68, 4.28 ERA

Lancasterでのパフォーマンスはほんとにすごかった。
おかげでAAのピッチャーでは最年少というほどはやい出世だったけどAAでは少し壁にぶつかりました。先が楽しみなピッチャー。


今年フェンウェイで投げた

2006-09-10

Bryce Cox


Bryce Cox, RHP (ブライス・コックス)
またはBryson Cox

ドラフト前ほとんど無名だったCoxはカレッジワールドシリーズで一躍脚光を浴び、BAでもCWSで一番目立った選手と取り上げられるほどでした。

その秘密はライス大のコーチによるメカニックの改造にあります。
今年の前半、コントロールに苦しみ、ストライクが投げられなくなってしまったCoxをコーチが徹底的に修正、後半は誰も手を出せないピッチャーになってしまいました。

97マイルのファストボールに80マイル以上のナスティなスライダーが持ち球。

プロフィール
年齢:22
誕生日:1984年8月10日
身長:6-4
体重:200
バット:右
投球:右
ドラフト:2006年 3巡
カレッジ:Rice
メジャー到達予定:2008年


ドラフトのときまったく注目されていなかったこともあり、3巡でCoxが呼ばれたときのファンの反応
「コックスゥ?3巡ムダにすんのかぁ?」

それが今では
「今年のドラフト組では1番よかったな」

というほどになりました。みんな言いたい放題。

Lowellでのスタッツ

0 W 1 L, 5.2 IP, 6 H, 2 R, 1 ER, 2 BB, 3 K, GO/AO 5.50, 1.59 ERA

Wilmington
2 W 0 L, 24.1 IP, 14 H, 4 R, 2 ER, 0 HR, 9 BB, 25 K, GO/AO 5.29 0.74 ERA

Justin Masterson

ジャスティン
Justin Masterson, RHP (ジャスティン・マスターソン)

先月観に行ったFutures at Fenwayでの大注目の一人がMastersonでした。
このクラスのバッターは相手になりません。

今年はずっとLowell(Short SeasonのClass A)にいてERAが0.85とまったく打たれず、9月になってHiAのプレイオフで1試合投げ無失点に抑えています。彼は使える!

プロフィール
年齢:22
誕生日:1985年3月22日
身長:6-6
体重:235
バット:右
投球:右
ドラフト:2006年 2巡
カレッジ:San Diego State
メジャー到達予定:2010年(も少し早まるかも)2008年

彼は06年のカレッジトップ25のリストでは23位。

そのときのスカウティングレポート(手前味噌ながら昔の記事より)
「Bethel Collegeからトランスファーしてきた1年目で06年はエースと期待されている。05年はCapeで投げ、3-1、10セーブ、1.15 ERAを収める。31.1 IP投げ39/9 K/ BBと活躍は目立った。

Bethalカレッジでは2年間で20-8、1.85 ERA、185 IPで185 SO。」

2006年 Lowellでのスタッツ

3 W 1 L, 31.2 IP, 20 H, 4 R, 3 ER, 0 HR, 2 BB, 33 K, GO/AO 2.81, 0.85 ERA

2006年 Wilmingon プレイオフ
3.2 IP, 0 H, 0 R, 0 ER, 1 BB, 2 K, 0 HR, 0.00 ERA
来年は4イニングずつ投げさせるとのことです。

以下2007年のスタッツです。4イニングどころか先発にまわりました。
2007年 Lancaster (A+)
8 W 5 L, 95.2 IP, 103 H, 56 R, 46 ER, 4 HR, 22 BB, 56 K, GO/AO 2.09, 4.33 ERA
2007年 Portland (AA)
4 W 3 L, 58.0 IP, 49 H, 29 R, 28 ER, 4 HR, 18 BB, 59 K, GO/AO 3.52, 4.34 ERA

シンカーを投げるピッチャーなのでゴロの率が高いです。期待してるんだけどな。


これは07年のFutures at Fenway

Jacoby Ellsbury


Jacoby Ellsbury, CF (ジャコビー・エルスベリー/ジャコビー・エルズベリー/ジャコビー・エルズバリー)

未来のセンターフィールダー、ジャコビーくんは今年期待以上の成長ぶりで堂々ボストンのトッププロスペクトとなりました。

ボストンだけではなく、全チームあわせても上位100位に入ることは確実。BAによるMinor League Player of the Yearの候補にもなっています。その他の候補にはBilly Butler、Alex Gordon、Carlos Gonzalezなどなどもっと名の知れた連中が顔を並べているので多分受賞は無理でしょうが、候補に選ばれるだけでも名誉なことです。

プロフィール
年齢:22
誕生日:1983年9月11日
身長:6-1
体重:185
バット:左
投球:左
ドラフト:2005年 1巡
カレッジ:Oregon State
メジャー到達予定:2008年

05年はLowellでプレイをして、06年はWilmingtonからスタート。
そこでの活躍が認められ、後半はPortlandへ昇格しました。
彼の今年の目標はDoulbe-Aへあがることだったので、その目標はシーズン半ばにして軽くクリアしたことになります。

スタッツ
2005
Lowell 139 AB, 28 R, 19 RBI, 1 HR, 24 BB, 20 K, 23 SB, 3 C, .317/.418/.432/.850

2006
Wilmington
244 AB, 35 R, 32 RBI, 4 HR, 25 BB, 28 K, 25 SB, 9 CS, .295/.375/.414/.789

Portland
198 AB, 29 R, 19 RBI, 3 HR, 24 BB, 25 K, 16 SB, 8 CS, .308/.387/.434/.821

2007
Portland
73 AB, 16 R, 13 RBI, 0 HR, 6 BB, 7 K, 8 SB, 1 CS, .452/.518/.644/1.162

Pawtucket
363 AB, 66 R, 28 RBI, 2 HR, 32 BB, 47 K, 33 SB, 6 CS, .298/.360/.380/.740

Boston
116 AB, 20 R, 18 RBI, 2 HR, 8 BB, 15 K, 9 SB, 0 CS, .353/.394/.509/.903

Clay Buchholz


Clay Buchholz, RHP(クレイ・バックホルツ)

マイナーリーグのシーズンがDoulle-AのPortland以外すべて終了したのでオフはプロスペクトのことなど書いてみようかと思います。

え? 1軍はまだやってるって?

そうなんだけど、ただいまセンセーションを巻き起こしている彼だけは取り上げてみたくなりました。

プロフィール

年齢:22
誕生日:1984年8月14日
身長:6-3
体重:190
バット:左
投球:右
ドラフト:2005年 1巡
カレッジ:Angelina Junior College
メジャー到達予定:2008年

Wilmingtonの属するキャロライナリーグプレイオフでその場にいたTheoがうなってしまったという(かどうかは知らないが)Clay BuchholzくんはいまやJacoby Ellsburyに次ぐナンバー2プロスペクトかもしれません。

Wilmingtonにあがってからのスタッツ
8/18
5.0 IP, 4 H, 3 R, 2 ER, 1 BB, 6 K, 0 HR, 3.60 ERA

8/24
6.0 IP, 2 H, 0 R, 0 ER, 0 BB, 10 K, 0 HR, 1.64 ERA

8/28
5.0 IP, 4H, 1BB, 1R, 0 ER, 7K, 1.12 ERA

9/6(プレイオフ)
6.0 IP, 3 H, 1 R, 1 ER, 1 BB, 10 K, 0 HR

今年のGreenvilleでのスタッツ
9 W 4 L, 103.0 IP, 78 H, 34 R, 30 ER, 29 BB, 117 K, GO/AO 1.09, 2.62 ERA


ピッチャーの能力を測る1つのバロメーターにK/BBがありますが、彼の場合四球の数に比べて三振の数がものすごいです。ファストボールは95マイル前後。

今年のBAハンドブックでは「将来のナンバー3スターターになるかもしれない」とあります。
2007版はなんて書くかな。楽しみだな♪

[追記]
Buchoolzは来年はDouble-Aからスタートするだろうと言うことです。

2007
Portland
7 W 2 L, 86.2 IP, 55 H, 18 R, 17 ER, 22 B, 116 K, 1.77 ERA

Pawtucket
1 W 3 L, 38.2 IP, 32 H, 21 R, 17 ER, 13 BB, 55 K, 3.96 ERA

Boston
3 W 1 L, 22.2 IP, 14 H, 6 R, 4 ER, 10 BB, 22 K, 1.59 ERA

2008年度版BAのハンドブックではNo. 3どころか「エースになるすべてを兼ね備えている」とありました。