2006-10-22

ジョシュ・ベケットへのインタビュー



DIEHARD Magazineで先日ベケットへのインタビューがありました。
以下そのうち無料掲載の部分(の一部)です。


DH: ビッグリーグに上がるまで200イニング投げただけだったが、それについてメリット、ディメリットはあったか?
JB: 組織(フロリダ)は実践を積みながら学ばせる主義だった。打たれるのも覚悟の上だったさ。それはライアン・デンプスターで始まりA.J. バーネット、ブラッド・ペニーへと続いた。マット・クレメントですらパドレスから来てローテーションに入ったんだ。彼は#3だった。そして僕の番となった。フロリダはビッグリーグへとりあえず送り込んでそこで学んでほしいと思っている。なぜならマイナーリーグでの成績がビッグリーグでどうなるとか信じちゃいないからだ。特にダブルA以上の選手に対してはそう思っている。

DH: その主義に賛成か?
JB: 賛成する。ビッグリーグのレベルでどう投げるべきか学ぶべきだ。AAAで投げたことはないからそこがどうか知らないがAAなら知っている。あそこで本当に打者といえるのは1人、せいぜい2人だ。後はプロスペクトと言ってもメジャーに上がれないのばかりだ。AAでプレイしていてトッププロスペクトと言われながらメジャー到達できなかったのを何人か知っている。

ボストンは少し違うけど、これも好きだ。シーズンの初めは厳格なピッチングカウントを設定する。レスターはシーズンの初め10~11試合は80球以上投げさせないようにしていた。こうすれば9月に上がったときチームの助けとなる。これは賢いやり方だ。どうしたら効率よく投げられるか学べるからな。

DH: 君はピッチャーの成長過程でいうとどこにいると思うか?
JB: 成功より失敗から学ぶことは多い。そういうことを経験してきた。今も学んでいる途中だ。自分が経験したケガについては誰かの役に立てるだろう(どうすればいいか知っている)。そういうことからカムバックしたいと思っていたからな。だいたいはカムバックが早すぎたりしている。

だからパペルボンにはちょっとくどくど言ってるわけだ(彼の肩について)。お前のキャリアがどれだけ大事か、チームのことも大事だが肩はお前のキャリアなんだ、と。2000年に自分の肩を痛めたことがあった。早く復帰しようとあせって復帰して15イニング投げたらまた痛めてしまった。それを彼に言ったんだ。じっくり時間をかけて治せよ、ロングトスから始めていつかマウンドに戻ったときまた吠え出すんだ。

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5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

わーいベケットのかっこいい写真じゃ。
貴重なインタビュー訳ありがとう!
肩球カズ制限って日本も必要だよねえ。。。
ところで、NLCSのハイライト(NHK)見ていたらスパーんがベケットに見えました(ひげとか体格とか)、2003年から成長したのかな?
ベケットもぜひ来年はかっこよくWS決めておくれ!

bmb さんのコメント...

nomannyさん、
レスターが投球制限もらっていたのは私が前にさんざん書いたんだけど本人嫌がってました。そのときは打たれてたし。

スパーンがベケット?メガネかけてた? 爆

匿名 さんのコメント...

あららレスターはもっと投げたかったのね。。。人それぞれか。
スパーんは、ユニの色とヒゲの生え方が似ていたのよ。BOS禁断症状かと思われます。
街中の「BOSコーヒー」の自販機を見るたびにドキッとしております。爆

bmb さんのコメント...

ユニの色...まぁ確かに赤いわな。
エクスタインがペドロイアとよく比較されてたな、そういえば。ペドロイアのほうがパワーあるけど。

bmb さんのコメント...

すぬさん、おはようございます。
この日のジョシュはちょっとダメ男くんでした(ー_ー)。。。

インタビューの続きも見られたらいいだけど会員じゃなくて残念です。もっと面白いこと聞いていたかもしれないのに。