How much is Matsuzaka worth?

The Hardball Timesで「松坂にはどのくらい価値があるのだろう」と言う記事を見つけました。ちょっと難しいので訳がヘンですがバケーション中で時間もたくさんあるので載せます。

ワオ！これがレッドソックスが松坂との交渉権を得るためだけに$51M払うと聞いた最初の反応だ。これはペドロがメッツと4年の契約をした額、デーモンがヤンキースと契約した額とほとんど同じだ。しかもレッドソックスはこの二人と交渉するには金を払う必要はなかった。

我々はレッドソックスは松坂に低い金額で契約をせまると思う。西武は松坂にはたったの$3Mしか払っていない。たとえ$6M払ったとしても松坂には大金だ。

しかし代理人はスコット・ボラスだ。ボラスはLuke Hochevarをクライアントに持っていて1年独立リーグで投げさせた（そして翌年のドラフトで全体1位になる）。レッドソックスがマーケットヴァリューに近い金額を提示しない限り少なくともあと1年松坂は太平洋の向こう側で投げることになるであろう。

パフォーマンス

ERA 3.40はALではどのくらいいいのだ？松坂ががたがたになるチャンスはどれだけある？短い答えは「低い」だ。長い答えは「2007、2008年にだめになるチャンスはほとんどない。09、10年には7%の確率でだめになるチャンスがある。11年の確率は14%だ。」

日本でのマーケティング
単に彼がいいってだけで交渉のために$51Mを払うやつなんていない。明らかにレッドソックスは松坂で日本にマーケティング侵略しようと期待している。そして極東で多額の金額をもうけようとしている。どれだけ期待できるか？

どれだけかは想像もできない。しかし見積もってみよう。過去に2例があった。マリナーズのイチローとヤンキースの松井だ。

残念ながら日本での収入についての直接の数字はない。Forbesレポートを使って過去７年の収入についてみてみた。

・01年、イチローのルーキーシーズン、マリナーズはその前年より$27M収入が増えた。2000年、M'sの収入と近かった５チームは平均で$6M増えただけだ。

・03年、松井のルーキーシーズン、ヤンキースの収入は$8M増えた。02年、ヤンキースの収入と近かった５チームは平均で$4M増えただけだ。

・2000年と2006年の間、マリナーズは$67M増収した。2000年、M'sの収入と近かった５チームは平均で$54M増収している。

・2002年と2006年の間、ヤンキースは$62M増収した。02年、ヤンキースの収入と近かった５チームは平均で$21M増収している。

これを基にすると日本人スタープレイヤーはだいたい年に$9Mの価値があると言える。しかし01年の$9Mは07年の$9Mとは違う。インフレを考慮するとレッドソックスは07年の増収は$14Mはあると言える。

またもう1つの調整の必要だ。マリナーズは01年に$27Mの増収があったがこれはこの年116勝したからという理由もある。実際、マージナルウィン1つにつき2.5ミリオンの収入はある。この調整もしなくてはいけない。

ヤンキースとマリナーズは07年は他チームと比べて約$3Mの増収を見込んでいる。

レッドソックスは松坂を獲得することによる増収は：$11Mであるとでた。

Trying it all togther
では結局いくらなんだ？

この質問に答えるには我々の予測にマージナルウィンの$2.5Mを加えないといけない。たとえば07年、極東地区のマーケットの口火になるということを考慮しなくても松坂は$12.5Mの価値があるとする。

次に毎年のインフレーションを調子する。レッドソックスは$51Mを先に払わないといけないが松坂の給料にはならない。たとえば松坂はリプレースメントレベルより4.3勝、または$10.75Mで向こう5年いくとする。今日の$10.75Mは5年後には＄１5.74Mになっている。だからレッドソックスは少し大目にオファーを出す余裕があるのだ。

さて我々は松坂の毎年の価値とレッドソックスがどれだけエクストラの$$をもたらすか予測した。あとは何が残ってるか？

以下が松坂への妥当なオファー金額だ。

3年：$22M
4年：$49M
5年：$75M

ボラスと松坂が最初のオファーをのむとは思えないが残りの２つは十分現実的である。事実ボラスはオズワルトタイプの契約を希望していると噂されている。オズワルトは5年 $73Mをアストロズからもらった。レッドソックスが少し低い金額で契約できるなら松坂で儲けることができるのだ。


人気Blogランキング