2011-06-09

2011年のドラ1たち 19-24

ドラ1の17から24番目までです。100マイル兄ちゃんもいる。

17. Los Angeles Angels: C.J. Cron, 1B, Utah
ユタでは187試合で.444/.522/.829 15 HR。父親のChrisはビッグリーグでプレイして1995年からはマイナーリーグの監督をしている。アマチュアではキャッチャーだったのでそのポジションもできるが投げるほうの肩を痛めてからはキャッチャーはしていない。ファーストベースではあまり動かないがヒッターとしては全米でもトップクラスなので守備はそんなもんでいいだろう。パワーでは20-80のスケールで80。メジャー昇格も早いだろう。

18. Oakland Athletics: Sonny Gray, RHP, Vanderbilt, Tenn.,
08年のドラフト時ではBAのプロスペクトランキングではNo. 52だったが足首の骨折と小柄な身体、ヴァンディへの進学コミットのためCHCが27巡で取るまで落ちた。3年経って磨きがかかり質の高いストライクを投げるようになった。ファストボールは90-95、ときに97マイルまでいく。カーブは82-84でよく落ちる。チェンジは習得中だたまだまだだ。2球種のためクローザーと見るスカウトもいるが大方はスターターと思っている。

19. Boston Red Sox: Matt Barnes, RHP, Connecticut
バーンズは高校生のときはあまり目立たずドラフトもされなかったが3年間でUConnでドラ1並みの才能を身につけた。去年Cape Code LeagueではNo. 3のプロスペクトでTeam USAでは19イニング投げて3-0、1.42 ERA、26 K。バーンズは2年生になるまでにファストボールに6~8マイルのスピードをつけ92-96ときには98までいく。配球の際も力いっぱい投げることなくスムーズだ。2シーマー、カッターを投げる。カーブはすごい角度で落ちる。それと80マイルほどのチェンジアップ。スライダーをレパートリーからのぞくと最高である。コマンド、メカニックなどはもう少し磨きをかける必要がある。たまにリリースポイントを変えてコントロールが乱れることがあるからだ。スカウトは彼の身長(6'4")、体重(205パウンド)にほれこんでいる。しかもあと20パウンドは増えると思っている。

20. Colorado Rockies: Tyler Anderson, LHP, Oregon
オレゴンでは歴代最高の三振数を記録している。最高の魅力はピッチングに対するアプローチだ。5種類の球種でストライクを投げる。スライダーが一番すごい。カーブとまぜたりする。投げるとき足でけるような変わったフォームをするがそれでもストライクを投げるので問題ではない。08年はドラ50でMINにドラフトされている。

21. Toronto Blue Jays: Tyler Beede, RHP, Lawrence Academy, Groton, Mass.
Beedeは2年のときマサチューセッツのチャンピオンになっている。その後州ではトップクラスのプレップスクール、Lawrence Academyに転校。その後はニューイングランドで最高のプロスペクトと成長した。6'4"、200パウンドはピッチャーとしては理想的な体格だ。アームスロットは4/3のアングルで88-93マイル、ときに95マイルを投げる。チェンジはいいがカーブは平均並み。スライダーは習得中で実践では投げていない。メカニズムに心配する声もあったが今年ずいぶんスムーズになった。スカウトは試合へのアプローチがいいと絶賛だがVanderbiltに進学が決まっているので契約は簡単ではない。

22. St. Louis Cardinals: Kolten Wong, 2B, Hawaii
5'9"で180パウンドは今年のドラ1では最小かもしれない。体格の分はツールが補っている。特に打力だ。打席へのアプローチはすでにプロ並みでストライクゾーンもよく見る。おそらく10-15本のHRは打つだろう。バントシングルもできるし本能的にいいプレイをする。2塁がナチュラルポジションだがChone Figginsのようにフォールドどこでも守れるタイプになるかもしれない。これまでもセンター、キャッチャー、SSを守っている。

23. Washington Nationals: Alex Meyer, RHP, Kentucky
3年前レッドソックスがドラ20でピック、$2Mをオファーしていた。彼の腕はドラ1並みだったが多くのスカウトは第2種のボールを向上させるにはもっと時間が必要と思っていた。ケンタッキーで2年過ごし、その考えは正しいと証明している。95-96マイル、100までいくこともある。スライダーはプラスプラスのときもある。コマンドはアベレージでこれ以上よくならないかもしれない。しかし高校にいたときよりはずっとよくなっている。

24. Tampa Bay Rays: Taylor Guerrieri, RHP, Spring Valley HS, Columbia, S.C.
ドラフトでは最高クラスの腕を持つピッチャー、高校生ではOklahomansのDylan BundyとArchie Bradleyに次ぐ才能の持ち主だ。ピッチャーらしい体格、ハンガーのような肩(?)。ファストボールは98マイル、だいたいは93-96の範囲。カーブは80-83、チェンジもいいがカッターはまれにしか投げない。多くの高校生ピッチャーのようにヴェロシティは試合によって違うが調子悪い日でも91-93マイルはいく。体力があるので投球が衰えることはないがコマンドは疑問だ。South Carolinaへの進学、フィールド外でのトラブルもあり今後どうするかスカウトはリサーチしている。

2 件のコメント:

ララ さんのコメント...

こんばんは~!

ドラ1はみんな涎が出そうな選手ばっかだ。

Barnesくんには他の選手に負けないよう、ぜひ大きく育ってもらいたいですね~(^-^)

Barneくんはフォームがシンプルでリラックスしてて良いと思うんですよね。ウチはベケット、レスター、バックとみんなフォームがキレイだ(と思う)から、彼らに加わってほしいな。来年はAAまで行って、13年にMLBデビュー、14年はローテだ!

それではNYYスウィープ楽しみにしてます!

bmb さんのコメント...

ララさん
こんばんは~!

バーンズくんがどれだけ早くメジャーに到達するか楽しみですね。さっさと契約してくれないかな~