レッドソックスへの5つの疑問

今日は今月最初で最後のオフです。よって試合の記事はなし。

毎度おなじみThe Hardball Timesでは今の時期各チームへの「５つの疑問」シリーズを展開しています。今日はレッドソックス編が掲載になったので簡単にご紹介します。

詳しく読みたい方はリンクをたどってください。


１． 松坂 Dice-Kはどんだけいいか？

彼がメジャーリーガーとしてそこそこいくであろうというのは一同が賛成した意見ではあるがトップクラスかと言うとそれに対する意見はまちまちだ。

すぐにサイ・ヤング賞を取れるようなピッチャーになると期待するのはばかげているが、ものすごく苦しむだろうと考えるのもおかしい。これまでの成績からしてポジティブな面のほうがあまりに多いからだ。少なくとも平均以上の活躍は期待できるであろう。

２． クローザーは誰だ？

どうやらジョエル・ピネイロが勝ち取りそうである。しかしシーズンが始まってすぐに苦しむようなら降ろされるであろう。その他の候補者はティムリン、タバレス、ドネリーである。

その他若くて有望、またはメジャーで実績を上げていないピッチャーが3人いる。岡島は日本ではエクセレントなリリーバーだった。かなり使えるかもしれない。デルカーメンとハンセンは去年苦しんだが今年ずっとよくなる可能性は十分である。

またダークホースを探すと言うならハンサックとブライス・コックス（いえぇ～！）を忘れてはいけない。

３． ドリューとルーゴはどんだけ助けになるか？

ドリューがニクソンよりいいのは明白であるが、問題はケガだ。

ルーゴとゴンゾーの違いを比較するのは少し難しい。ゴンゾーは打てなかったが守備はすばらしかった。

４． ヴァリテックとココは05年なみの活躍をするか？

ココは05年、.810 OPSをあげたが06年はケガのせいでOPSはたったの.702であった。ココはまだ27才と若い。今年キャリアイアーとなる可能性もある。そうじゃなくてもOPSは.800までいくであろう。

それに対しヴァリテックはケガしたせいで去年は103試合、.725 OPSであった。今年はこれよりはいいであろうが、キャリアとしてのピークは過ぎたといえよう。

５． ローテーションに対する不安要素はどれだけ大きいか？

シリング - ケガした05年からリバウンドしたがもう40才だし、絶対大丈夫という確証はない。

パペルボン - 故障なくシーズンを過ごしてくれるか。去年のドミナントなクローザーとしてのパフォーマンスがスターターでも見られるのか。

ベケット - 去年はリーグが変わった調整の年だったのか。今年はもっとよくなってくれるのか。

ウェイク - 特にいうことなし

結論としてボストンのローテーションは最強にも最弱にもなりうる。最高のシナリオはエース級が4人＋ウェイク。最悪のシナリオはウェイクがエースで他が全員ケガで苦しむ。


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