未来のクローザー コックスくん
Bryce Cox ブライス・コックスをカレッジ ワールドシリーズで見た(テレビでね)ことは今でも自慢の一つですが、その彼が近い将来レッドソックスのクローザーになるかもしれない、と早くもボストンのメディアで騒がれています。
今朝のBoston Herald紙でもこんなに大きく取り上げています。
コントロールが悪くて野球人生も終るかと思ったわずか11ヶ月後、レッドソックスのピッチングプロスペクトとしてスカイロケットのようにレベルはあがり将来のクローザーと言われるまでになった」シーズンはAAのPortlandで開始。
昨日はマイナーリーグのオープン戦で投げて完璧だった。チームの上層部が押しかけていた。
「みんなな見に来ているっていうのは気分がいいね。まぁ僕だけを見に来たんじゃないだろうけど。クローザーになれたらすごいけど、その前に改善点はたくさんあるし、安定して投げられないとな。」
1年前の今頃クローザーになるなんて冗談にもならないほどであった。05年のドラフトではエンジェルスに13巡目にピックされたが学校に残り4年生となる。
身体の後ろから大きく腕をひくようなワインドアップで05年、18イニング投げて14 BB、6 H、06年は26イニングで22 BB、28 H、6.58 ERAとラフな内容で5月初めにはブルペンから引っ込められてしまう。
「コーチのグラハムは僕を見て何かが悪いと知っていたんだ。『ここで直さないとだめだぜ』とコーチは言ったんだ。」
グラハム、キャッチャーのTravis Reaganはコックスにアドバイスをした。その結果は目を見張るものだったし即座に現れた。コックスはグラブからボールをひき、キース・フォークのように頭の脇に持ち上げ、前よりコンパクトな動きでボールをリリースするようになった。ファストボールのスピードは少し上がり、スライダーは回転が引き締まり、ストライクが簡単に投げられるようになった。
コックスは新しい投球方法を約2週間ほど学んだ。試合に復帰してからはまったく別人になっていた。カレッジワールドシリーズを含めて10試合、25イニング投げて0.35 ERA、13 H、31 Kとなっていた。
レッドソックスはコックスを3巡で指名。プロ入りしても変わってはいない。Lowellで3試合に出場、0-1、1.59 ERA、Wilmingtonで13試合、24イニング投げて2-0、0.74 ERA、14 H、25 K。
「あれは自信になったね。プロフェッショナルなヒッターを相手にも投げられるって判ったんだからな。」
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2 件のコメント:
>コックスは新しい投球方法を約2週間ほど学んだ。試合に復帰してからはまったく別人になっていた。
ならば、あっしもピッチング1ヶ月練習すればプロ並みになれないっすか?
書いてて苦笑しちまいましたw
会長さん、返事に困りますw
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